RSS

 

RSS


StageMajik あけました。

  • フレッシュ平瀬
  • at 2009/12/25 19:10:57


少し前の話になりますが、Embedded Technology 2009 (通称:ET 2009)にて、CRIの新製品「StageMajik」が展示されました。

StageMajikとは?

StageMajikは、静止画や動画、3Dモデルを組み合わせて、シーン(※)を制作、再生するためのシステムです。ツールとランタイムライブラリを用意しています。

※シーン(Scene)とは、一定の場所の中での動作の一区切りをさす。
出典:Wikipedia

次の動画は、てんとう虫がとことこ歩いて、水を飲むシーンを StageMajik で作ってみたものです。ちなみに制作時間は、5分もかかっていません。

ここでは、てんとう虫の静止画と葉っぱの静止画を使用しています。葉っぱを動画に置き換えてもいいですし、てんとう虫を3Dモデルに置き換えることもできます。

このように静止画や動画、3Dモデルを配置してシーンを簡単に作り出すことができるのがStageMajikです。もちろん、ランタイムライブラリも用意しますので、各種ゲーム機や組み込み機器での再生もサポートします!

てんとう虫とことこ制作

さて、先の「てんとう虫とことこ」の制作手順を簡単に説明します。

次の画像は、PC上で動作するシーン制作ツール「StageMajik Craft」のキャプチャ画像です。

てんとう虫とことこ

まず使用する画像ファイルを画面中央の「スクリーン ペイン」(キャプチャでは葉っぱとてんとう虫が表示されているエリア)にドロップします。この操作で使用する画像ファイルをStageMajikCraftに登録することができます。

次にてんとう虫を とことこ させます。画面下部の「タイムラインエディター ペイン」(緑や青い棒、ピボット、位置などが表示されているエリア)で、とことこアニメを付けることができます。

StageMajikでは「キーフレーム」を用いてアニメーションを作成します。ようわ、「ある時間にどこにいるか」、「ある時間にどの向きか」、「ある時間にどのくらいの大きさか」などを指定してアニメーションさせます。3Dなら、「ある時間にどの向きか」は3D的に指定できますし、「ある時間にどういう光があたっているか」も指定できます。影を落とす、受けるなども指定できます。

今回の場合、特定のフレームごとに、その位置と回転角度を指定しています。たとえば、てんとう虫が最初、位置 (x, y) = (100, 200) にいて、10秒後に (x, y) = (300, 600) の位置にいるとします。このとき、0秒と10秒にキーフレームを打ち、それぞれの位置を指定します。そうすると、間の時間(1秒~9秒)は位置や回転角度が補間され、アニメーションができあがります。

このアニメーションを色んなオブジェクト(静止画や動画、3Dモデル)につけていくことで、シーンを作成できます。。

StageMajikの特長

StageMajikは、以下のような特長があります。

  • 画像素材、ムービー、3D素材を同時にオーサリング
    • これまで個別のオーサリングが必要だった画像素材、ムービー、3D素材を一括で編集・再生できます。各種素材の移動や回転などの動きを時間軸上に設定するだけで、簡単にモーショングラフィックスデータが作成可能です。
    • 映像素材にはムービーフォーマットとして「CRI Sofdec」を使用します。高画質なムービー再生を行えるだけでなく、ムービーと他の素材の合成表示が可能です。
    • 3D素材はCRIの独自3Dフォーマットである「IG」を使用することで、これまでの映像作成ツールで扱うことの出来なかった3Dオブジェクトを画像やムービーと同じように扱うことができます。
    • 複雑な3Dアニメーションをパラメータの増減だけで簡単に設定でき、扱いの難しい3D素材を簡単に使用することが可能です。
  • デザイナー完結型の制作環境。開発工数を大幅削減
    WORKFLOW
    • 素材の動作設定やデータといった複雑な情報をひとつにまとめた再生用ファイル(カットパック / リソースパックファイル)を出力します。再生用ファイルをランタイムで再生するだけでシーンの再生が可能です。

というアレで

というアレで、長くなりましたが、StageMajikをよろしくお願いします。

あ、自分はツール開発に関わっています。

来年もよろしくお願いします。

以上バイバイ



国際放送機器展: InterBEE 2009 に行ってきました

  • フレッシュ平瀬
  • at 2009/11/24 17:06:52


InterBEE 2009 開幕 & 閉幕

というアレで、11月の18日~20日に幕張メッセで国際放送機器展 InterBEE 2009 が開幕され、閉幕されました。私は、19日~20日にCRIのブース・・ではなく、メディアキャスト社さまのブースにて展示員をやっておりました。

なぜ他社で?

ニュースリリースでもアナウンスしておりますが、「デジタル放送用リアルタイムHDエンコーダシステム」をメディアキャスト社と共同開発しております。このデジタル放送用リアルタイムHDエンコーダシステムの試作機を InterBEE 2009 で展示するにあたり、メディアキャスト社のブースで説明員をやることになったわけです。や、他社さんのブースに立つのは腰が疲れます。

デジタル放送用リアルタイムHDエンコーダシステム

このシステム、リアルタイム性やデジタル放送用途に使えることも特長のひとつですが、何よりの特長は、その価格帯。このシステムは、Windows PC ベースで組みあがっています。このため、これまで専用の高価なハードウェアが必要であった生中継業界(謎)に革新をもたらします。

現在、大手テレビ局ならば既に専用のハードウェアをお持ちでしょうが、地方のテレビ局などでは価格的に障壁があったかと思います。また、役所、図書館、学校などの館内放送などにも専用ハードウェアの導入は厳しかったと思います。ですが、PCベースです。安価に導入が可能です。校長先生の有り難いお話をHD/ハイビジョン品質(注:ハイビジョンはNHKさまの商標です)で放送できたりします。お顔の皺もくっきりです。

あ、そういえば、普通にビデオ入力にケーブル挿せばテレビに映るじゃないかって考えられるかと思いますが、今回のシステムでは、複数のテレビに同時に映るっていうのが重要です。校長先生の顔を電波に載せて、テレビに運べるっていうのが重要です。Koutyou To The Home ですね。

適用先はまだまだある?

正直、自分が考えても適用先は思い浮かびませんが、テレビに映すことがこれまで難しかったものや、町おこしのためのローカル放送などなど、適用分野はまだまだあるかと思います。

See below

Arrivederciバイバイ



秒間 47 フレームでエンコードして、時間を節約。

  • フレッシュ平瀬
  • at 2009/6/07 14:56:16


Mi chiamo Tomoyuki. Sono giapponese.

というわけで、鞄もトリコローレに染まって、イタリア語修行中です。

イタリア語って、割と発音がラクチンで、アルファベット読みでいけちゃうので、人種のるつぼアメリカ英語よりは覚えやすい気がします。

というわけで、「Studiamo Italiano insieme !」という話題と・・・・

47fps!

以前、「CEATEC 参加中です」@2008-09-30 でも書きましたが、「CRIWARE for SpursEngine」にちょこっと関わっていまして、最近、エンコード速度をさらに速くすべく、作業しておりました。

で、改善の結果、、以前は解像度 1920 x 1080 のビデオ素材を H.264 化するのに、秒間 30 フレーム程度だったエンコード速度を、秒間 47 フレームまで向上しました。

ただし、これビデオ素材が非圧縮データだと全然達成できません。。なんてったって、非圧縮データの場合、1フレーム当たりで 1920 x 1080 x 4 バイトのデータ量になり、47fps を実現しようとすると、秒間 372 MiB の転送レートがあるハードディスクが必要になってしまいますから・・・。最近噂の OCZ Technology Group さんの 爆速 SSD だと大丈夫ですけど・・・・・、次は PCI Express バスの転送速度がボトルネックに・・・・

間もなく登場予定

そんなわけで、エンコード速度が1.5倍ほどに向上した SpursCoder が間もなく登場します。

いま、しばらくお待ちください。

by フレッシュ?平瀬@CRI



キビ、メビ、ギビ

  • フレッシュ平瀬
  • at 2009/1/06 09:49:11


あけまして、おめでとうございます。
2009年早々、変なタイトルで参ります。
よろしくお願いします。

キビ? メビ? ギビ?

最近、調べ物をしているときなどに「キビ」や「メビ」、「ギビ」という単位を目にするようになりました。何だろう、と思い調べてみると、どうやら「キロ」、「メガ」、「ギガ」とおおよそ同じ意味の単位だとわかりました。

「キロ」というと、一般的には「1000倍」を意味し、コンピュータ関係では「1024倍」を表すことがあります。ただしコンピュータ関係では、あくまで「表すことがある」だけで、必ずしも「1024倍」を意味しません。

そこで登場したのが「キビ」です。

「キビ」といえば、必ず「1024倍」つまり「2の10乗倍」を意味し、「メビ」なら「2の20乗倍」、「ギビ」なら「2の30乗倍」を意味します。更に大きい単位は「テビ」、「ペビ」、「エクスビ」、「ゼビ」、「ヨビ」と続きます。

キビ! メビ! ギビ!

例えば、ファイルサイズは「500キビバイト! (500KiB)」とか「3ギビバイト! (3GiB)」などと表します。メモリ(ROM/RAM)なども同じです。

一方、音声データを圧縮する際のビットレートは、1024倍では表しませんので普通に「32kbps・・・」とか「160kbps」と表します。周波数や、ハードディスクの容量、DVDディスクの容量なども同じです。

声を大にして、キビ!

最後になりましたが、「キビ」や「メビ」は、「2進接頭辞」と呼びます。(「キロ」や「メガ」は、「SI接頭辞」と呼びます。)

普段はSI接頭辞で会話する方も多いと思いますが、ここぞというときには声を大にして「キビ!」と言ってみてはどうでしょうか。

以上



ミドルウェアにしてミドルウェアにあらず。

  • フレッシュ平瀬
  • at 2008/12/09 09:28:41


CRIはミドルウェアを提供する会社ですが、提供するのは何もミドルウェアだけではありません。

ゲームに組み込むコンテンツ、圧縮しないと入りきらないですよね。そんなときは、とりあえず、CRI FileMajik。音に特化した圧縮ならCRI ADXCRI Audio救声主。ビデオに特化した圧縮ならCRI Sofdec(、と海外向けのCRI Movie)。

これらのミドルウェアをゲームに組み込んでいただくのがCRIの商売ですが、このミドルウェアの基本的なスタンスは「圧縮されたコンテンツの展開」です。

「じゃあ、圧縮は誰がやるの?」というと、先日発表しました「CRI SpursCorder」や「CRI Audio Craft」などのツール

普段、CRIが発信するニュースにはならない、ミドルウェアといえばミドルウェアだが、ミドルウェアではないツール。今日は、そんな長い前置きを置いて、最近のCRIツールの核になりつつあるプロジェクトから、ひとつ私が開発中のコレ↓をご紹介します。

ウィンドウのレイアウトを変更するドッキングビュー「AwesomeDock」

AwesomeDock Drag

AwesomeDock And

AwesomeDock Drop

今までのCRI製品は、がっちがちにウィンドウのレイアウトが決まり切っていましたが、好きな位置に移動させたいですよね。というわけで、作りました。C# でガリガリ1から書き起こして、ウィンドウのレイアウトを変更できる、いわゆるドッキングビューを作りました。

その名は恥ずかしいですが、ま、所詮ツールの内部的な名前なので気にはしてないです。

まだまだフローティング表示もできませんし、タブウィンドウ化もできませんが、レイアウト変更も、レイアウトの保存と復元もできます。

そんなわけで、前置きの方が長かった気もしますが、このAwesome Dock、そう遠くない未来にお目見えするかと思います。

以上バイバイ



記事一覧へ